独学で英語を話せるようにした体験談
キャリア
PR

英語を活かせる仕事に就職・転職する方法|キャリアアップを目指すための具体的なステップ

kazu
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

英語を活かしてキャリアを築きたいと考える方に向けて、特にハイキャリア層に関連する職種を紹介します。グローバルビジネスの現場で活躍するためには、高度な英語力と専門スキルの両方が求められます。

以下は、英語を活かしてグローバルな舞台で活躍できる職種の例です。

英語を活かせる仕事(例)

1. 海外営業

海外営業は、海外市場に向けたビジネス展開を担当する重要なポジションです。海外の顧客やパートナー企業と直接交渉し、商品やサービスを販売します。

特に、輸出入に関わる業務が多いため、ビジネスレベルの英語力と交渉スキルが必須です。

  • 仕事内容:海外市場の調査、顧客との契約交渉、製品の販売戦略の立案。
  • 求められるスキル:高度な英語コミュニケーション能力、交渉力、マーケティング知識。
  • 主な活躍の場:自動車メーカー、電機メーカー、商社など、グローバルに展開する企業。

2. グローバル企業の商品企画

商品企画は、グローバル市場をターゲットにした製品やサービスの開発を担当する職種です。海外のトレンドやニーズを分析し、新しい商品を開発するため、マーケティング能力と英語を使ったリサーチや交渉力が求められます。

  • 仕事内容:市場調査、商品コンセプトの立案、海外支社やパートナー企業との連携。
  • 求められるスキル:商品開発に関する知識、グローバルマーケティング、ビジネスレベルの英語力。
  • 主な活躍の場:外資系企業、グローバル展開しているメーカーやIT企業。

3. 外資系企業でのコミュニケーション業務

外資系企業では、特に本社や海外のチームとのコミュニケーションが日常業務の一部です。英語を使って、プロジェクト管理や戦略策定、海外支社との調整などを行います。

特にグローバル企業では、ビジネス英語が必要不可欠です。

  • 仕事内容:海外本社とのミーティング、グローバルプロジェクトの管理、社内の国際的な調整役。
  • 求められるスキル:流暢な英語力、プロジェクトマネジメントスキル、異文化理解。
  • 主な活躍の場:IT、金融、コンサルティングなどの外資系企業。

4. 国際物流やサプライチェーンマネージャー

グローバルに展開している企業では、国際物流やサプライチェーンの管理が重要です。海外拠点との連携や、物流プロセス全体を最適化するために英語を使用し、ビジネスを円滑に進めます。

  • 仕事内容:サプライチェーン全体の管理、海外工場との連携、物流コスト削減の戦略策定。
  • 求められるスキル:サプライチェーンマネジメント、コスト管理、英語でのビジネス交渉。
  • 主な活躍の場:製造業、商社、IT企業。

5. グローバルマーケティング担当

グローバルマーケティング担当は、世界各国で製品やサービスを広めるためのマーケティング戦略を立案し、現地の文化や市場に合わせたプロモーションを行う役割です。

英語力はもちろん、各国の市場ニーズに合わせた戦略的な施策が求められます。

  • 仕事内容:市場分析、グローバル広告キャンペーンの実施、現地のマーケティングチームとの連携。
  • 求められるスキル:マーケティング戦略、デジタルマーケティング、英語での交渉やプレゼンテーション能力。
  • 主な活躍の場:消費財メーカー、IT企業、外資系企業。

6. 経営コンサルタント(グローバル案件担当)

グローバル案件を担当する経営コンサルタントは、企業の経営戦略や事業拡大のサポートを行います。クライアントの海外展開に関わる提案や分析を行うため、ビジネス英語と業界知識が必要です。

  • 仕事内容:企業の海外進出支援、現地市場の調査、グローバル戦略の策定。
  • 求められるスキル:コンサルティングスキル、英語での提案・分析能力、異文化理解。
  • 主な活躍の場:コンサルティングファーム、大手企業の社内コンサルタント部門。

7. 金融機関の国際業務担当

金融機関の国際業務担当は、国際金融市場での取引や、海外クライアントの投資業務を担当します。

特に契約書や取引内容の調整、ビジネス交渉において、ビジネスレベルの英語力が求められます。

  • 仕事内容:国際取引の管理、海外クライアントの投資サポート、契約書の作成と交渉。
  • 求められるスキル:金融知識、英語での交渉力、契約書作成のスキル。
  • 主な活躍の場:大手金融機関、証券会社、投資ファンド。

8. グローバルITプロジェクトマネージャー

ITプロジェクトマネージャーは、グローバルなITプロジェクトの進行を管理し、海外のチームやクライアントと連携を図ります。

技術的な知識とともに、英語でのコミュニケーション能力が重要です。

  • 仕事内容:プロジェクトのスケジュール管理、技術チームの調整、海外クライアントとの交渉。
  • 求められるスキル:プロジェクト管理スキル、IT知識、英語での調整能力。
  • 主な活躍の場:グローバルなIT企業、ソフトウェア開発企業。

9. 法務(国際法務)

国際法務は、グローバル企業での契約書作成や法的サポートを行う職種です。

特に国際取引やM&Aなどにおいて、法律知識と英語での交渉力が必要です。

  • 仕事内容:契約書の作成・レビュー、国際取引に関する法的サポート、M&A案件の対応。
  • 求められるスキル:法務知識、英語での契約交渉スキル、国際ビジネスの理解。
  • 主な活躍の場:グローバル企業の法務部、国際法律事務所。

10. 人事(グローバルタレントマネジメント)

グローバルタレントマネジメント担当者は、海外拠点の人材採用や育成を行い、企業全体の人材戦略を管理します。特に、グローバル企業では多国籍チームとの連携や人材育成が重要です。

  • 仕事内容:グローバルな人材採用、海外拠点との連携、人材育成プログラムの実施。
  • 求められるスキル:人事管理、英語でのコミュニケーションスキル、異文化理解。
  • 主な活躍の場:グローバル企業の人事部門、外資系企業。

海外出張や海外駐在が多い企業

グローバルビジネスを展開する企業では、海外拠点との連携や現地でのプロジェクト遂行のために、頻繁に海外出張海外駐在が発生します。

特に、以下の業界はその傾向が強く、国際的な仕事環境が日常的です。ここでは、業界ごとの特長を詳しく解説します。

1. 自動車メーカー(トヨタ)

自動車産業は、グローバル展開が非常に進んでいる業界の一つです。日本の大手自動車メーカーは、北米、ヨーロッパ、アジア、中南米など、世界中に生産拠点や販売拠点を持っています。

各地での現地生産を支えるため、現地法人との調整や技術指導が頻繁に必要となり、エンジニアやマネージャーが定期的に出張や駐在を行うことが一般的です。

  • 出張の目的:新規工場の設立支援、技術指導、現地販売戦略の策定。
  • 駐在のチャンス:長期駐在として現地生産の管理や、各国市場のニーズに対応するための調査・マーケティング担当。

2. 総合商社(例:三菱商事)

総合商社は、多岐にわたる事業を展開しており、特に国際取引を中心としたビジネスが特徴です。

エネルギー、資源、化学品、食品など、様々な業界での取引があるため、海外の取引先やパートナー企業との交渉のために、頻繁に出張が発生します。駐在員としても、多くの社員が長期的に海外で業務を行っています。

  • 出張の目的:現地企業との契約交渉、新規プロジェクトの立ち上げ、パートナー企業との協議。
  • 駐在のチャンス:海外拠点でのマネジメント、プロジェクトリーダーとして現地法人を統括する役割。

3. IT企業

IT企業では、グローバルな市場拡大を視野に入れたプロジェクトが多く、現地の開発チームやクライアントとの連携が欠かせません。

特にクラウドソリューションやシステムインテグレーションの分野では、各国のニーズに合わせたカスタマイズや導入サポートが必要なため、エンジニアやプロジェクトマネージャーが海外に頻繁に出張しています。

  • 出張の目的:現地プロジェクトの進捗管理、技術サポート、クライアントとの会議。
  • 駐在のチャンス:海外拠点の立ち上げや、長期的なプロジェクト運営を担当。

4. 金融機関

金融業界においても、特に国際金融市場での取引を行う金融機関では、現地法人との連携や、グローバルな投資プロジェクトをサポートするための海外出張や駐在が求められます。

銀行や証券会社では、特に大規模なM&A(合併・買収)や、企業の資金調達に関わる業務を行う際に、各国の法令や規制に対応するため、現地法人との調整が重要です。

  • 出張の目的:M&Aの交渉、現地での資金調達サポート、国際取引の調整。
  • 駐在のチャンス:海外法人のマネジメントや、投資銀行部門での現地市場のサポート。

メーカーや商社がおすすめ

メーカーや商社は、英語を活かした仕事をしたい方にとって非常に魅力的で、キャリアのチャンスが多い業界です。

特に、グローバルに展開している企業が多いため、日常的に海外の現地法人やパートナー企業とのコミュニケーションが求められる環境が整っています。

こうした環境で働くことにより、国際的なビジネス経験が積めるだけでなく、海外出張や駐在の機会も増えていきます。

メーカーの特徴

メーカー、特に自動車、電機、精密機器といった分野では、世界各国に工場や販売拠点を持っているケースが一般的です。

これらの現地法人の管理やサポートを本社が担当するため、各国の支店との調整役として英語を使用する機会が多いです。

特に、製品の輸出や海外生産の調整に関わるポジションでは、海外営業やグローバル商品企画の役割が重視されます。

  • 海外営業の役割は、各国の現地販売会社やパートナー企業との調整を行う仕事です。ここでは、英語を使ってビジネス交渉や市場調査を行い、現地のニーズを把握しながら、最適な製品やサービスの提供を目指します。
  • メーカーの本社が、現地法人の営業活動や製品展開をコントロールするため、定期的に海外出張を行うことが求められます。これは、現地の市場状況を確認し、ビジネスを円滑に進めるための重要な業務です。
  • また、こうした業務を通じて、現地法人での駐在のチャンスも生まれます。海外拠点に駐在し、現地市場をサポートする役割を担うことがキャリアの一環として期待されています。

商社の特徴

総合商社は、多様な分野でのビジネスを展開しており、特に国際取引に特化しています。商社では、海外のパートナー企業や顧客との取引が中心となり、現地の文化や市場の特性を理解しながら、ビジネスを進める必要があります。

これにより、商社マンは国際的なビジネスの中心で活躍する機会が多く、英語力が非常に重要な役割を果たします。

  • 商社では、現地企業との契約交渉や新規取引の立ち上げが頻繁に行われます。これにより、ビジネスの中心で活動し、現地のビジネス文化や法規制に対応しながら、取引を進めるスキルが磨かれます。
  • 長期的な駐在もよく見られ、海外拠点での業務に従事し、現地の市場動向を把握しながら、ビジネスを拡大していく役割が求められます。
  • 商社は、特に海外拠点の数が多いため、海外出張が日常業務の一部となり、駐在員としてのチャンスも比較的多いです。

メーカー・商社でのキャリアの魅力

メーカーや商社では、現地法人とのコミュニケーションが非常に重要な業務の一環となります。特に、現地市場のニーズやビジネス動向を本社にフィードバックし、戦略的な意思決定を行う際に、英語を活かして働くことが求められます。

グローバル企業での経験は、国際的な視野を広げるだけでなく、キャリアの中で多くの成長機会をもたらします。

  • 定期的な海外出張は、現地市場の状況を直接確認し、取引先との関係を強化するために行われます。これは短期的な出張が多い一方で、長期的な駐在へのステップとなることが多く、海外でのキャリアを広げる大きなチャンスです。
  • 海外営業や商品企画のポジションでは、英語を使用する機会が多く、各国の支店や現地法人との密接な関係を築きながら、国際的なビジネスの成功をサポートします。

英語を活かした仕事に転職するには

現在英語を使っていない仕事をしている場合でも、以下の方法を活用して、英語を活かしたキャリアに転職することが可能です。

方法1:TOEICスコアを向上させる

日系グローバル企業では、TOEICスコアが昇進や海外出張・駐在の選定基準として採用されているケースが多くあります。TOEICで高得点を取得することで、転職活動時のアピールポイントになりますし、社内での評価にもつながります。

特にメーカーや商社では、TOEICスコアを基準に、海外勤務の候補者が選ばれることが多いため、まずは高いスコアを目指すことが重要です。

方法2:専門性と英語力の掛け合わせ

国内での営業や経理といった専門スキルを持つ方は、そのスキルを活かしながら、英語力を掛け合わせてキャリアを築くことができます。

例えば、国内営業から海外営業へのキャリアチェンジは、その代表的なパスです。国内での営業経験を活かし、若いうちに英語力を高めておけば、国際市場でのビジネスに対応するポジションへの転職も視野に入ります。

また、経理や財務の専門職でも、英語力を活かして海外拠点の業務をサポートするチャンスがあります。英語での財務報告や国際基準の会計処理を行うポジションでは、専門知識と英語力が大きな強みとなります。

方法3:中小企業を狙う

いきなり大手企業の海外部門に転職するのは難しい場合でも、中小企業の海外営業やグローバル関連のポジションで経験を積むことが現実的なキャリアステップです。

中小企業では、幅広い業務に携わる機会が多く、海外ビジネスを手がける中で経験を蓄積し、将来的には大手企業に転職するという流れが現実的です。

段階的にキャリアを積み重ねていくことで、グローバルビジネスでの活躍が可能になります。

転職エージェントに相談をするのがおすすめ

転職エージェントを利用することは、グローバル企業への転職を目指す方にとって非常に効果的な方法です。特に、外資系企業や海外展開を行っている日系企業など、英語を活かしたポジションを目指す場合、エージェントを活用することで効率的に情報収集ができます。

エージェントは求人情報だけでなく、企業が求める具体的なスキルや人物像、選考プロセスに関する情報も提供してくれます。

これにより、企業の文化や期待に合った的確な応募戦略を立てることが可能です。

また、グローバル企業への転職に強いエージェントは、英語面接の対策や、外資系企業特有の応募書類の作成支援も行ってくれるため、安心して選考に臨めます。

さらに、エージェントを通じて企業に応募することで、直接応募するよりも採用担当者により深く自分の強みをアピールできる場合もあります。

グローバルなキャリアを目指すなら、転職エージェントに相談することで、自分に合った求人やアドバイスを受け、転職活動をスムーズに進めることができるでしょう。

まとめ

メーカーや商社は、英語を活かしてキャリアを築く上で非常にチャンスが多い業界です。特に、海外営業、商品企画、グローバルマーケティングといった役割では、海外出張や駐在の機会も多く、グローバルなビジネスの最前線で活躍できる環境が整っています。

現在、英語を使っていない仕事をしている方でも、TOEICスコアの向上や専門性を掛け合わせたキャリアプランを描くことで、英語を活かした仕事に転職する道が広がります。

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
ABOUT ME
KJ
KJ
日系グローバルメーカーで働くサラリーマンです。長期留学なしで独学でTOEIC900点を獲得。英語を活かして海外部門への社内異動→転職を経験しています。仕事でほぼ毎日英語を使い、英語での会議の進行やプレゼンを行なっています。定期的に海外出張にも行きます。国際政治と経済ニュースが好きなので、The Economist、Foreign Affairs、Wall Streetを毎朝必ず読んでいます。
記事URLをコピーしました